とっても素敵なお話が載っているので紹介します。
タイトルは 『ポレポレ』 。
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ある日、友樹のクラスにピーターという転校生が来ます。
彼は日本語と英語とスワヒリ語を話せる、
ケニア人のお父さんと日本人のお母さんのハーフ。
学校で 「ジャンボ!」 「アサンテ」 「ハバリガニ♪」 などのスワヒリ語をみんなに教え、
特に 「のんびり」 「ゆったり」 という意味の 『ポレポレ』 を流行らせます。
語学が堪能だからとかハーフだからとかいうよりも、
『ポレポレ』 を地で行くおおらかな彼の性格によって、
ピーターは大の人気者になっていました。
ある日の夕方、友樹がピーターと遊んでいると、
クラスメイトのいずみが行方不明だという情報が入ってきました。
急いで近所を探す2人ですが、いずみはみつかりません。
そこでピーターは、本来(ケニアの)村の外で使ってはいけない占いによって、
いずみが展望台の上に置き去りにされているのをみつけました。
なきじゃくるいずみに 「もうだいじょうぶだよ。」 と優しく声をかける2人。
いずみの気持ちが落ち着くのを待って事情を聞くと、
同じクラスの女子たちが、
高所恐怖症のいずみをわざと展望台に連れ出し、置いて帰ったのだとか。
「あの子たち、わたしのことむかつくって。 私、あの子たちと同じ班なの。
給食当番のときや、体育道具のかたづけのとき、あの子たち遅いから、
いつも、きつく言ってた。 早くしてよって。」
ピーターは優しくいずみに話します。
「いずみは、何でも早くできます。 でも、早くできない人、います。
だれでも、苦手あります。
せめたら、きずつくでしょう。 ポレポレ、大切です。
急ぐと、人のこと、考えられなくなります。」
クラス委員になって、頑張ろうと思って、無理して焦っていた自分に気づいたいずみは、
みんなに謝って仲直りしました。
一方、占いのバチが当たったのか、ピーターは右足を骨折。
せっかくの夏休みの間、入院することになってしまいました。
でも、クラスの友達が毎日お見舞いに来てくれるし、
病院の先生や看護士さんにスワヒリ語を教えたりもして、
毎日を楽しく過ごすピーター。
「今に病院じゅうでポレポレが流行りだすぞ。」
そう思うと、おかしくてふき出してしまう友樹なのでした。
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どうです?素敵なお話でしょう?
わたしは最近めっきり気長くなりましたが(たぶん^_^;)、
ちょっと前まではモロにいずみちゃんでしたし、
大人の社会でも、職場で、あるいは家庭の中で、
いずみが友達に言うようなセリフはよく耳にしますよね。
だから、ピーターの教えはものすごく心に響きます。
どうしても物理的に忙しくて大変なときでも、心はポレポレでいたいですね♪
今日は教科書の中のお話を、「おすすめ本」カテゴリーでご紹介しました☆
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